千年の名文すらすら源氏物語 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
絵物語仕立てで読む、源氏物語ハイライト
源氏物語を、できれば原文で、意味をとりながらすらすら読めたら……。そんな願いを持っている人は数多いでしょう。でも、あまりに長いしむずかしい。そこで本書の登場です。ぜひ読んでいただきたいハイライト場面から、重要な、そして美しい名文をセレクトし、音読しながらおよその意味がとれるよう、総ルビ、部分訳付きとしました。わくわくする現代語訳をつけ、平安朝の風習や生活意識について、なるほどとわかる解説を添えました。省略した部分はあらすじで示し、たったの112ページで、「源氏物語を読み通した!」と実感していただけます。おまけに全編を、まさに女御・更衣が寵を競った宮中を彷彿させる美しい絵が彩り、絵物語仕立ての源氏物語となりました。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、長大な『源氏物語』のエッセンスを、誰でもすぐに味わえるよう、ストーリーの流れに沿って楽しく読み進めていける構成になっています。有名な場面を抜き出し、原文・現代語訳・解説で構成し、挿絵を添えました。光源氏の死後の物語については、「源氏亡き後の物語」に、あらすじを掲載しました。
小さな恋の万葉集 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
万葉恋歌の超訳と写真で綴るアンソロジー
「これが万葉集?!」と驚きの声があがる、斬新な超訳で綴る万葉恋歌のアンソロジー。万葉集の恋歌は、日本語で恋を歌ったもっとも古い記録でありながら、1300年前の歌とは思えないほど新鮮みに溢れています。これを、現代の万葉の語り部として活躍中の万葉学者、上野誠が、いにしえの恋人たちのため息やおしゃべりが聞こえてくるような話ことば訳にしました。たとえば「あまた悔しも」は「めちゃ、悔しいよぉ」といった感じ。また原文は、そのまま声に出して読める現代仮名遣いによる平仮名表記。おまけに、せつない恋の情景がよみがえる、なつかしさ満点の奈良の撮り下ろし写真付き。あなたも昔の恋を探しに行きませんか。
内容(「BOOK」データベースより)
人気急上昇の万葉学者上野誠によるおしゃべり語訳万葉集。
枕草子が面白いほどわかる本 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「春はあけぼの」だけではない!華やかで軽妙な『枕草子』の知られざる魅力を清少納言のキャラクターが対話形式で解説。楽しく軽快なノリの「超訳」で古典名作のエッセンスがよくわかる。
内容(「MARC」データベースより)
「春はあけぼの」だけではない! 華やかで軽妙な「枕草子」の知られざる魅力を、清少納言のキャラクターが対話形式で解説。楽しく軽快なノリの「超訳」で古典名作のエッセンスがよくわかる!
源氏物語図典 (単行本)
出版社 / 著者からの内容紹介
現代文学を読むのとは違って、古典文学を読んだり、学んだりするにあたっては、ある程度の予備知識が必要となって来よう。高校の授業で学んだり、受験勉強で覚えた文語文法や古語の知識がそれである。しかしもう1つ必要なものに「有職故実」に関する知識がある。これは、朝廷や武家の生活上のしきたりや決まりをいうが、もっと広く、当時の人々の生活の様相全般にまで及んだほうがよいだろう。 本書は「源氏物語」に現われる有職関係の語句を網羅的に抽出した1000項目を、以下の13章に分類した。1平安京と宮殿 2建築物 3調度品 4乗物 5衣服 6色と文様 7音楽・舞楽 8遊戯・娯楽 9信仰 10行事 11通過儀礼 12貴族生活の諸相 13動植物、である。280枚のカラー写真と320点のモノクロ図版を駆使して それぞれの項目を詳しく解説した。絵中心の図録や、文献による説明に片寄った専門書はいくつかあるが、一般読者を対象に、平易に興味深く読めて、さらに源氏物語の用例を踏まえて説明してあるので源氏理解にも役立つ本、このような本は他にない。古典愛読者からの「こんな本がほしかった」という声を待望している。
内容(「BOOK」データベースより)
「源氏物語」に見る王朝貴族の生活。600点のカラー・モノクロ図版と1000項目におよぶ詳細な解説によって、貴族社会の全貌を解き明かす、待望の有職故実事典。
中学の「古典」を1週間で攻略する本―枕草子から徒然草までミルミル読解! (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
『枕草子』『徒然草』『論語』など、試験に必ず出る18の作品を取り上げ、入試問題を交えて紹介。この一冊で、苦手な古典もスラスラ読める!「古典」に苦手意識を持つ人の中には、文法や単語など、覚える要素の多さに頭を抱える人が多いのではないでしょうか。歴史的仮名遣い、助動詞の活用、係り結びの法則など、試験でよく出題される古典ならではのポイントがたくさんあります。
本書では、これだけはおさえておきたい“攻略ポイント”を13に絞り、わかりやすく説明しました。また、何をどう勉強したらいいかわからないという人のために、“学習のコツ”をイラストとともに紹介しています。
古典学習への第一歩が踏み出せたら、名作として読み継がれているさまざまな作品の魅力も味わってみましょう。『竹取物語』や『平家物語』、『枕草子』や『徒然草』など、それぞれの作品の特徴や、そこに込められた作者の思いを知ることで、古典を身近に感じるとともに、楽しみながら読めるようになるはずです。
本書は、テスト対策はもちろん、古典の知識・教養をおさらいするにも最適の一冊です!
内容(「BOOK」データベースより)
古典が苦手な人の中には、文法や単語など、覚える要素の多さに頭を抱える人が多いのではないでしょうか。本書では、そんな悩みを解決するために、名作を読みながら古典の攻略法をわかりやすく説明しました。また、何をどう勉強したらいいかわからないという人のために、「学習のコツ」をイラストとともに紹介しました。テスト対策はもちろん、古典の知識・教養をおさらいするにも最適の一冊です。
椿説弓張月 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
江戸時代後期の作家、滝沢馬琴の出世作。大ベストセラーとなり、浄瑠璃や歌舞伎にもとりあげられてヒットした。物語は、伊豆大島に流されて死んだはずの源八郎為朝が、実は生きていて、やがて琉球に渡り、王家の内紛で大活躍するという波瀾万丈の活劇ドラマ。『御宿かわせみ』などで知られる時代小説作家、平岩弓枝の現代語訳が、いきいきとその面白さを伝える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
平岩 弓枝
1932年、東京都に生まれる。日本女子大学文学部国文科卒業。長谷川伸、戸川幸夫に師事して小説家をめざし、1959年、『鏨師(たがねし)』で直木賞受賞。その後、時代小説・現代小説・ジュニア小説、また、テレビドラマの脚本と幅広く活躍し、NHK放送文化賞(1979年)、日本文芸大賞(89年)、吉川英治文学賞(91年)などを受賞、97年には紫綬褒章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
漂流記の魅力 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
日本にはイギリスの海洋文学にあたるものがない、といわれてきたが、江戸時代に漂流して帰還した者たちから聴取した、何作もの「漂流記」こそ、日本独自の海洋文学ではないのか。ここに、1793年、奥州石巻を出港し、難破してロシア極東沿岸に漂着した「若宮丸」の漂流聞書き『環海異聞』がある。極寒の辛苦に耐えてロシアに10年、生き残った津太夫ら四人の水夫は、鎖国日本へ開港を促すロシアの使節船に乗船し、日本人初の世界一周の旅に出る。夢に何度も見た故国の地を踏んだ彼らを待っていたのは、厳しい取り調べだった。しかし、彼らは『環海異聞』という貴重な証言を残してくれた……。
これまで、六篇の「漂流小説」を書いてきた私(著者)は石巻に赴き、200年前、「若宮丸」が出発したかもしれない港を遠望する高台に立ち、深い感慨にふけるのである。
内容(「BOOK」データベースより)
日本には海洋文学が存在しないと言われるが、それは違っている。例えば―寛政五(一七九三)年、遭難しロシア領に漂着した若宮丸の場合。辛苦の十年の後、津太夫ら四人の水主はロシア船に乗って、日本人初の世界一周の果て故国に帰還。その四人から聴取した記録が『環海異聞』である。こうした漂流記こそが日本独自の海洋文学であり魅力的なドラマの宝庫なのだ。
ビギナーズ・クラシックス 竹取物語(全) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
竹取物語はロマンティックな空想物語ではない。かぐや姫の全貌を解明!
5人の求婚者を破滅させ、帝の求婚にもの応じないかぐや姫。だれもが知っている物語の全体を、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかるように構成。その時代の生活を理解するためにビジュアル面も活用。
内容(「BOOK」データベースより)
5人の求婚者を破滅させ、帝の求婚にも応じないかぐや姫。だれもが知っている話だが、ロマンティックな空想物語と誤解されている物語でもある。古典というストレスなしに冷酷なかぐや姫の全貌を知る本。
現代語訳 南総里見八犬伝 上 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
わが国の伝奇小説中の「白眉」と称される江戸読本の代表作を、やはり伝奇小説家として名高い白井喬二が最も読みやすい名訳で忠実に再現した名著。長大な原文でしか入手できない名作を読める上下巻。
内容(「BOOK」データベースより)
波瀾万丈の物語、構想の雄大さ、雄渾華麗な文体、因果応報と勧善懲悪―間違いなく、わが国伝奇小説の白眉である傑作長編を、やはり伝奇小説の名手白井喬二が最も読みやすい名抄訳でまとめた現代語訳版。里見家の臣、八犬士が運命の糸に翻弄されながら不思議な因縁で結びついてゆく。その壮大なスケールを失うことなく、簡潔な上下巻で面白さを堪能できる。
現代語訳 日本書紀 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『古事記』と並んで「記紀」と呼ばれる『日本書紀』は、全三十巻に及ぶ「わが国最初の国史」である。本書は、『古事記』も訳した福永武彦による、最も分かりやすい現代語訳で精選抄訳した名著。神話、伝説、歴史と、さまざまな記録が織り込まれ、皇室の系譜を中心に語られる壮大な古代史を、現代の眼であらためて読む醍醐味。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
福永 武彦
1918‐79年。福岡県生まれ。東大仏文科卒。詩人、小説家。堀辰雄との親交を経て、42年に加藤周一、中村真一郎らと「マチネ・ポエティク」を結成。西欧的な思考を追求しながら日本詩の方法的実験を試みた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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